![]() |
ライオンの男性型脱毛症の研究の集大成として発売された「薬用毛髪力ZZ」。これまでのものに比べてどこが一番大きく変わったのか。さらにそこに至るまでの開発秘話などを、開発者の栗田啓さんに伺ってみました。
栗田啓さん プロフィール |
ライオンの男性型脱毛症の研究の集大成として発売された「薬用毛髪力ZZ」。これまでのものに比べてどこが一番大きく変わったのか。さらにそこに至るまでの開発秘話などを、開発者の栗田啓さんに伺ってみました。
|
このDNAアレイという方法は、一度で何千、何万種類もの遺伝子の変化を見ることができるというもの。それによって二者の毛乳頭細胞を比べると、男性型脱毛症の方の脱毛部において、そうでない方に比べて、著しく減少しているタンパク質が見つかったのです。脱毛部において少なくなっているというのは、つまり、そのタンパク質が減ったから毛髪が抜けてしまったと考えられるのではないか。そこで減少したタンパク質の中でもより発毛に関係が濃厚なBMP(Bone Morphogenetic Protein)とエフリンを、発毛を促進するシグナル(発毛促進シグナル)の代表としてピックアップし、発毛シグナルの減少を予防する効果を持つサイトプリンを配合したものが、2003年に発売された「薬用毛髪力イノベート」でした。 BMP・エフリンというのは、男性型脱毛症の方で確かに減っているタンパク質であり、また、これらのタンパク質は毛髪の成長に関与しているのは間違いないのですが、男性型脱毛症の原因、つまり、男性ホルモンにより変動するタンパク質であるかどうかということは分かっていませんでした。そこで、私たちは、当初の目的である「男性型脱毛症の根本的な原因を突き止める」ために、さらに研究を進めました。 |